国民年金保険料(平成30年度)
毎年の国民年金の保険料の額は、
「平成16年度の改正で決められた保険料額×保険料改定率」で計算されることになっています。
保険料改定率とは、その時々の物価や賃金の伸びに応じた調整のことで、
具体的には、「保険料改定率=前年度の保険料改定率×名目賃金変動率」となります。
名目賃金変動率は、「物価変動率×実質賃金変動率」で計算されます。
平成30年度の本来の保険料は16,900円ですが、これに保険料改定率を掛けることになります。
・平成29年度保険料改定率=0.976
・平成29年物価変動率=0.999
・平成25年~平成27年度実質賃金変動率=0.992
これらをすべて掛け合わせて、平成30年度の保険料改定率は、0.967となります。
したがって、平成30年度の国民年金保険料は、
「16,900円×0.967=16,340円」となります。