国民年金は昭和36年4月から?昭和35年10月から?
国民年金制度が始まったのは、昭和36年4月からです。
しかし、当時の方の年金手帳を見ていると、加入日が「昭和35年10月」や「昭和36年1月」などと記入されていることがあります。
これには、どのような理由があるのでしょうか。
国民年金法が施行されたのは、昭和36年4月からですが、その前の昭和35年10月から国民年金への加入の受付を開始しました。
したがって、昭和36年4月より前に加入の届けを出した場合は、加入日が昭和35年10月などと記入されているということになります。
加入日が昭和36年4月より前であっても、保険料の徴収が始まったのは昭和36年4月からですので、どのくらいの期間保険料を納めたのかを数えるときには、昭和36年4月から数えることになります。