「扶養親族等申告書」は必ず提出を
毎年11月頃になると、年金を受け取っている人に、「扶養親族等申告書」が送られてきます。
「扶養親族等申告書」とは、必要事項を記入して提出することにより、税金の様々な控除を受けることができるものです。
「扶養親族等申告書」という名称だけを見て、「扶養親族のいない人は提出する必要がない」と判断してしまいそうですが、扶養親族がいない人でも必ず提出をしてください。
「扶養親族等申告書」を提出しないと、全員に一律に適用される基礎控除を受けることができなくなります。
また、所得税率も10.21%という高い税率が適用されてしまいます。
記入すべき内容が去年と同じであっても、毎年提出しないと、控除を受けることはできません。
特に、今年初めて年金を受け取る人は、提出不要と勘違いすることが多いですので、気を付けて下さい。