未支給年金とは
「未支給年金」とは、年金を受け取っている人が亡くなったときに、亡くなってしまったために受け取ることのできなかった年金のことです。
年金は、亡くなった月の分まで支給されます。
例えば、2月分と3月分の年金を4月15日に受け取って、4月20日に亡くなった場合、4月分の年金をまだ受け取っていないので、4月分の年金が未支給年金となります。
未支給年金は、生計を同じくしていた配偶者や子ども、父母などが受け取ることができます。
未支給年金を受け取ると、所得税の課税対象となり、確定申告においては一時所得の扱いとなります。
相続財産には該当しないため、相続税の対象とはなりません。
年金を受け取っている人が亡くなったときは、ほとんどの場合で未支給年金が発生しますので、忘れずに請求するようにしてください。