年金なんでも解決塾

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「基礎年金番号」の数字には意味がある

平成91月より基礎年金番号制度が導入され、20歳になったとき、あるいは、20歳前に就職したときに、10桁の数字から成る基礎年金番号が割り振られます。

 

基礎年金番号は、一度割り振られると原則として生涯変わることのない、重要な番号です。

 

基礎年金番号は、「〇〇△△―□□□□□□」のように、「4桁―6桁」で構成されていますが、それぞれの数字には意味があります。

 

最初の2桁(〇〇の部分)は、都道府県を表しています。

例えば、東京は「21」「22」、神奈川は「31」、大阪は「41」です。

 

次の2桁(△△の部分)は、管轄の年金事務所の番号となっています。

また、基礎年金番号を割り振られたときに厚生年金に加入していた人は「0049」、

基礎年金番号を割り振られたときに国民年金に加入していた人は「5099」のいずれかとなります。

 

最後の6桁(□□□□□□の部分)は、その人のみに与えられた番号となります。

 

なお、共済組合に加入している人は、「9000番台」から始まる基礎年金番号が割り振られます。