年金なんでも解決塾

難しそうな年金を、分かりやすく解説します

手続き

繰り下げ受給の手続き方法

本来の年金の受給開始年齢は65歳ですが、年金の受け取りを遅らせることによって、1か月あたり0.7%ずつ年金額を増額させることができます。 「繰下げ」と呼ばれる制度で、限度である70歳まで受け取りを遅らせると、年金額が42%増えることになります。 「繰下…

協会けんぽの保険料率

協会けんぽの健康保険料率は、都道府県支部ごとに決められています。 協会けんぽ全体の保険料率(平成30年度は10.00%)が設定され、それが全体の平均となるように、各都道府県支部の保険料率が決定されます。 医療費の水準が高いと、保険料率も高くなる仕組…

健保のみ加入し、厚年未加入は可能か?

「健康保険には加入するけれども、厚生年金は保険料が高いので入りたくない。健康保険だけ入ることは可能なのか?」というご相談をいただくことがあります。 結論としては、健康保険と厚生年金はセットになっているもので、原則として、どちらか一方のみ加入…

厚生年金保険の同月得喪

厚生年金保険や健康保険の保険料は、月単位で計算をします。 4月15日に退職した場合は3月分までの保険料が徴収され、4月30日に退職した場合は4月分までの保険料が徴収されるのが原則です。 ただし、4月1日に就職して4月15日に退職した場合のように、同じ月に…

夫が65歳になったら、3号から1号へ切り替える

会社に勤めていて厚生年金に加入している人を「国民年金第2号被保険者」といい、国民年金第2号被保険者に扶養されている20歳以上60歳未満の配偶者を「国民年金第3号被保険者」といいます。 国民年金第3号被保険者は、自身で保険料を納める必要はなく、老後の…

標準報酬月額が上がったときの、育児月変

育児休業を終えて職場復帰した場合、これまでのようなフルタイム勤務ではなく、時短勤務などで勤務時間や勤務日数を少なくすることがあり、その結果、受け取る報酬も少なくなることがあります。 この場合、「育児休業等終了時報酬月額変更届」を提出すること…